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タカラレーベン▼「L.PORT大宮」竣工 

2026年07月16日

MIRARTHホールディングスグループで不動産デベロッパーのタカラレーベンは9日、同社初となる冷蔵・冷凍物流施設「L.PORT大宮」(さいたま市北区)が6月30日に竣工したと発表した。同社が新たに立ち上げた物流施設ブランド「L.PORT」の第1弾プロジェクトとなる。

建屋は鉄骨造の地上4階建てで、延床面積は5164m2の規模。庫内温度はマイナス28度から5度まで柔軟に設定可能で、環境に配慮した自然冷媒(CO2冷媒)を採用した。

1.0メートルの高床式プラットフォームに9台分のトラックバースを確保し、最大搬送質量1.5トンの垂直搬送機を1基設置。床荷重は1階が1平方メートルあたり2.0トン、3階および4階が1.5トンと、重量物の保管にも対応する。また、敷地内にはフォークリフト充電スペース5台分のほか、駐車場14台と駐輪場16台を備えている。

屋上に設置した太陽光パネル208枚の発電電力を施設内で自家消費する仕組みを構築した。さらに、高速道路向けと同等の防音壁を設けることで、トラックの走行音や荷役作業に伴う騒音対策を徹底している。

関東の主要幹線である国道16号および17号バイパスに近接し、東北自動車道・岩槻ICから約9.7キロメートルに位置する。周辺には大宮市場をはじめとする食品・製造関連施設が集積しており、食品物流やコールドチェーン拠点の需要を見込んでいる。

新築分譲マンション事業を主力としてきた同社は今後、物流施設を安定収益資産と位置づけ、不動産投資ファンドへの組み入れも視野に入れながら不動産流動化事業の拡大を推進していくとしている。