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セブン-イレブン/ヤマト▼「セルフ発送機」でCtoC発送を最適化 

2026年09月07日

セブン‐イレブン・ジャパンとヤマト運輸は共同事業として、首都圏の主要店
舗へ「セルフ発送機」を順次導入することを発表した。本取り組みは、フリ
マアプリなどの普及に伴い急増するCtoC市場の荷物発送ニーズに対応するものであり、店舗スタッフを介さない非接触・非対面での新しい発送プロセスを構築した。

近年、メルカリやYahoo!オークションなどのフリマアプリ市場が拡大し、小
口物流の需要が増加している。2024年の調査によると、セブン-イレ
ブンにおける宅配便受付の約8割をフリマ関連の発送が占めるに至っている。
従来、これらの発送手続きはレジで行われており、1件あたり数分の時間を要
していた。そのため、店舗スタッフの業務負担が大幅に増加し、特にピーク
タイムにおいてはレジ待ちの行列が発生するなど、一般客の購買体験を損な
う一因となっていた。慢性的な人手不足が社会問題となる中、店舗オペレー
ションの省力化は喫緊の課題だった。

新たに導入されるセルフ発送機は、利用者が自ら操作を完結できるシンプル
な設計となっている。「スマートフォンのバーコード読み取り」「ラベル
シールの発行と貼り付け」「専用ボックスへの投函」というわずか3工程に
より、約10秒で発送が完了する。対象となる荷物サイズは20×33センチメー
トル以下と、フリマアプリで頻繁に利用される小型サイズに特化している。

対応サービスも「メルカリ」「Yahoo!オークション」「Yahoo!フリマ」「楽
天ラクマ」など主要プラットフォームを網羅しているほか、事前にQRコード
を取得した通常の宅急便発送にも対応。利用者にとっては、レジの混雑状況を気にすることなく、自分のペースでスピーディーに発送手続きが行えるようになる。

店舗側には、レジ対応にかかる時間が大幅に削減され、スタッフの業務負担が軽減される。先行テスト導入でも、レジ対応時間の短縮と発送受付数の増加という
顕著な成果が確認されている。第三に物流側(ヤマト運輸)にとっても、
セールスドライバーが専用機から直接荷物を集荷できるため、引き渡し業務
が効率化される。

首都圏主要店舗への本格導入を皮切りに、今後は全国の店舗への展開
が期待される。一方で、専用機に入らない中・大型サイズの荷物は引き続き
レジ対応となるため、今後のサイズ拡充やオペレーションの最適化が課題と
なるだろう。また、IT機器の操作に不慣れな層に対する周知やサポート体制
の構築も求められる。