カーゴニュースが発刊する『主要荷主の運賃・倉庫料金の実態』がこのほど、発売された。112社の荷主のトラック運賃、倉庫料金、ＪＲコンテナ運賃が網羅されている。
30年にわたり販売を続ける歴史ある本。過去の購買者層の割合は、物流企業と荷主の物流担当者がほぼ同数。物流企業は、一番気になる荷主の物流コストを把握することができ、荷主企業は、他社の物流コストの動向を調べることもできる。物流ビジネスにおける客観的資料として便利な一冊だ。
内容も企業ごとに詳細が分かれている。トラック運賃は特積みや個建、貸切の運賃を掲載。方面別のデータがある企業も。
また、物流施設を借りている場合はその賃料を掲載。寄託の場合は一期あたりの保管料や荷役料、入出庫料など細部にわたるデータが掲載されている企業もある。
巻頭には運送原価算出要領とともに、荷主企業が独自に算出したという車種別運送原価11例を掲載。
原油高騰時に話題になった燃料サーチャージの設定・算出方法や導入の有無、届出運賃・料金表も参考資料として載っている。
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http://cargo-news.co.jp/contents/code/book1