日本自動車ターミナル▼京浜トラックターミナルに10万m2の高機能物流施設 
2015年07月18日日本自動車ターミナルは6月30日、大田区平和島の京浜トラックターミナルに高機能型物流施設「A棟(仮称)」の建設計画を推進すると発表した。
供用開始後47年が経過する京浜トラックターミナルでは、これまでもトラック運送事業者のニーズに応えるとともに、限られた土地の有効利用を図るため、複合物流施設の建設をはじめとする施設の再開発計画を進めている。
今回の京浜トラックターミナル「A棟(仮称)」建設計画もこの施設再開発計画の一環で、2015年5月に竣工した複合物流施設新7号棟に続く、日本自動車ターミナル創立50周年記念プロジェクトとして位置付けている。
建物は、各階に40ftコンテナ車が直接乗り入れできるダブルランプウェイ方式を採用することで、利便性の高いワンフロアでの効率的な事業展開が可能となる。
災害対応として、免震構造の採用や既に設置済みの京浜トラックターミナル全体をカバーする72時間対応の非常用自家発電設備により、BCP(事業継続計画)の実現に大きく寄与することが可能となる。
環境保全への対応として、豊富な緑地を配置して利用者の憩いの空間づくりやモノレールからの景観に配慮するとともに、LED照明の設置や再生可能エネルギーの活用に向けた太陽光発電設備の設置等も計画していくとしている。
■施設概要
住所:大田区平和島2-1-1
京浜トラックターミナル内
建築面積:約2万1000m2
延床面積:約10万5000m2
構造:柱RC梁S造(免震構造)地上5階建
竣工予定:2017年秋頃
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