三菱ふそうトラック・バスは、国内唯一の四輪駆動車となる小型バス「ローザ」4WDを4年ぶりに復活させ、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門から発売する。

小型バス「ローザ」4WDは、「ローザ」2WDをベースに前輪駆動装置を追加し、雪道や凍結路などの低μ路（滑りやすい路面）での発進性能や直進安定性にすぐれた四輪駆動車として新たに開発した。

高効率エンジン「4P10」とデュアルクラッチ式AMTの組み合わせによる省燃費を実現するとともに、平成27年度重量車燃費基準＋5％を達成し、従来の「ローザ」4WDに対して燃費を大幅に改善している。さらに、「BlueTecテクノロジー」（高効率エンジン＋再生制御式DPF＋尿素SCR）を搭載し、平成22年度排出ガス規制（NOX及びPM10％以上軽減）にも適合。環境へも配慮している。