NTT都市開発は、東京都中央区日本橋二丁目にて開発を進めていた「アーバンネット日本橋二丁目ビル」が１月１５日に竣工したと発表した。

「アーバンネット日本橋二丁目ビル」は、地上10階・地下1階、延床面積約1万4700㎡のオフィスビル。デザインには「軒（のき）」を思わせる庇や、おちつきある大庇形状のエントランスピロティ空間など「日本橋の伝統と風格」をテーマに用い、そこに最新の環境性能・BCP対策を取り入れている。

国内最大級の光ダクトを採用し、オフィスには４面全てからの自然採光を実現。エントランスホールには陽の光が降り注ぐ、明るさと落ち着きの調和のとれた坪庭の演出を施した。BCP対策としては、光ダクトや手動開閉窓の採用、新耐震基準の1．5倍の強度、72時間の非常用発電、浸水対策や災害対策用備蓄倉庫など、停電時でも一定のワークプレイス環境を維持する設備を備えている。

また地下１階に、自転車通勤者向けの専用の駐輪場を設置する他、シャワールームを併設するなど、多様なワークスタイルやライフスタイルをサポートできる体制を整えている。3月には、1階店舗区画に、長崎県のアンテナショップがオープンする予定。