アスクル▼東北・北海道エリア最大の仙台DMCを新設 
2007年09月03日 アスクル(本社=東京都江東区、岩田彰一郎社長) は、東北・北海道エリアの新しい物流拠点となる「仙台DMC(プロロジスパーク仙台)」を仙台市宮城野区に新設。8月23日より本格稼動を開始した。
同施設はプロロジスが手がけた物流不動産物件。延床面積約11,595坪(約38,226平方メートル)、地上4階建。東北・北海道エリアの従来拠点である仙台センターの3倍強の広さを持ち、東北エリアで最大級の規模を誇る最新物流施設。
従来はサービスの急拡大や物量の増加に対し、センター周辺の外部倉庫を利用することでその成長スピードに対応していたが、ここ数年は複数の外部倉庫利用による物流費の増加など生産性が課題になっていた。アスクルは、分散する外部倉庫の大型センターへの集約統合による余剰物流費の圧縮を目指し、また今後の事業展開を見据えた効率的且つ継続的な事業運営を支える次世代型の高機能物流拠点新設に踏み切った。
施設内部は、1階部分東西の両面に高床式トラックバースを設置し、シームレスで迅速な作業が可能なスルー型となっている。さらに、地上から3階部分に直接大型車両がアクセスできるスロープ(車路)によって、1階と3階部分のトラックバースを荷物や用途によって使い分けることができるため、荷役作業の高効率化を実現できる。また、3階へのスロープには融雪装置(自動融雪剤散布装置)を設置し、冬季における風雪の吹き込みなどを防ぐため、3階トラックバースに面する車路を半屋内化するなど、全天候対応の物流センターとなっている。オフィススペースには、高いセキュリティ機能をもった最新の設備を備えている。
施設概要はつぎのとおり。
<アスクル 仙台DMCの概要>
名称:アスクル 仙台DMC(プロロジスパーク仙台)
所在地:宮城県仙台市宮城野区中野字新沼12-1
竣工日:2007年1月24日
稼働開始日: 2007年8月23日
敷地面積:19,282平方メートル(5,833坪)
建築面積:11,345平方メートル(3,432坪)
延床面積:約38,266平方メートル(約11,595坪)
建物階数:地上4階建
トラックバース:33バース(1、3階の合計)
駐車場:約140台