SBSロジコム▼横浜に3.8万m2の物流施設竣工、95%テナント確定 
2016年02月21日SBSロジコムは2月4日、2014年12月に着工した大型マルチテナント型物流施設「新杉田物流センター」を完成したと発表した。
施設は、首都高湾岸線杉田出入口の至近距離に位置し、住宅街が広がるJR京浜東北根岸線新杉田駅から徒歩5分と、交通利便性に大変恵まれている。
計画当初から庫内での物流加工などを想定した3PLやEC通販のフルフィルメントサービスにも対応できる、高機能な設備を配したマルチテナント型物流施設の開発を目指した。
建物は、1階に26台分、3階に24台分の屋内型トラックバースを設置。3階に通じる車路は40フィートセミトレーラーが双方向で通行できる幅員を確保した。
また、1~2階と3~4階専用エレベータ、東西2か所のエントランスや事務所を複数箇所設けることで、建物全体を4分割しての専用利用が可能になった。
1・2階の一部に約8910m2の定温庫を設置し、高級ワインを預かり、都心まで8台の施設専用リーファー車で配送を行う。
気候の変動に影響されず、年間を通じて一定の温度・湿度を維持する。
現在、輸入雑貨やアパレル・食品系商社など7社の顧客で、賃貸可能面積の約95%の利用が確定。
SBSロジコムは、2月中旬から段階的に商品の搬入を始め、6月中旬には300人規模でフル稼働する予定。利用を希望する顧客からの問い合わせや相談にも対応している。
■新杉田物流センター概要
名称:新杉田物流センター支店
所在地:神奈川県横浜市磯子区杉田5-32-50
主要用途:倉庫業を営む倉庫
敷地面積:1万7150.96m2
延床面積:3万8265.47m2
構造:柱RC造 梁S造(スロープ棟S造)、地上4階
床耐荷重:1階:2.5t/m2、2-4階:1.5t/m2
梁下有効高:5.5m(2階:5.6-6.0m)定温庫を除く
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