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ESR▼RW南港DC1、大阪・南港に竣工 

2016年12月19日

ESR(旧レッドウッド)は12月13日、大阪圏初進出となる「レッドウッド南港ディストリビューションセンター」第1期(RW南港DC1)が11月30日に竣工したと発表した。1期の敷地面積は5万7051m2、延床面積は12万5632m2、賃貸面積は11万690m2。

開発コンセプトHUMAN CENTRIC DESIGN(人にフォーカスした設計)。同社はこれまでの物流施設の概念を超え、新しい価値観の体験の場を創り出すことをテーマにした。

最大30名の児童を預かることができる託児所(BARNKLUBB バーンクラブ)、ショップ(KLUBB Shop)、大型テレビやWi-Fiを完備し、大阪湾の眺望が楽しめるラウンジ(KLUBB Lounge)、ウッドデッキテラスなど、隅々までデザインにもこだわりを見せ、従業員が快適に働いてもらえるようなアメニティをESRとして初めて設置した。

倉庫部分には2つのランプウェイを備え、1階から3階は中央車路を配置。3〜4階は荷物用エレベーター10基を装備し、多層階オペレーションも可能。共用部に監視カメラも設置し、セキュリティ管理面もサポート。BCP対策としてあらゆる非常事態での停電に備え、非常用自家発電機も装備する。

クロスドック物流にも適応でき、冷蔵冷凍設備の増設も可能で、食品、輸入商材、電気製品、アパレル商品など幅広い業種のテナントのニーズに応えられる施設としている。

ESRでは再生可能エネルギーも積極的に活用し、環境負荷の低減にも最大限配慮。RW南港DC1では共用部・倉庫すべてにLED照明を導入した。

また、屋上にはパネル1万3120枚、年間発電量は6.5MW=約3000世帯分と日本最大級のソーラーパネルを設置。建物設計では雨水貯水槽や節水システムの導入、充実した緑化設計、工事段階においては再生材の活用、建築資材の使用量削減など、顧客・地域社会に対し長期的な貢献を続けていくとしている。

ESRのスチュアート・ギブソン代表取締役は「この施設に一歩足を踏み入れて頂いた途端に、まるで米カリフォルニアにいるような感覚になって頂けると思います。是非一度足を運んでいただき、最高レベルの物流施設を是非体験頂きたいと思っています。物流施設を超えた全く新しい資産価値を感じて頂けると思います」と話していた。

esr

■レッドウッド南港ディストリビューションセンター1の施設概要
所在地:大阪府大阪市住之江区南港中1-9-1
敷地面積:5万7051m2
延床面積:12万5632m2
賃貸面積:11万690m2
用途地域:準工業地域
構造:地上4階建
最小賃貸区画:3960m2
アクセス:(車)阪神高速南港北IC1.3km
     (電車)ニュートラム線ポートタウン西駅徒歩10分

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