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三井住友建設▼物流施設向けにスクライム-PC工法開発 

2017年04月02日

三井住友建設は3月29日、物流施設向けプレキャスト・プレストレストコンクリート工法(スクライム-PC工法)を開発したと発表した。

同工法は、PCa柱、短スパン方向は柱梁接合部一体型のPCa大梁(スクライム大梁)、直交する約12mのロングスパン方向はPC技術を適用したPCa大梁(スクライム-H大梁)と、すべての主要構造体がRC製の部材により構成。RC造のメリットである梁・床の変形や振動の低減に加えて、大スパンを可能とするPC技術、高いPCa化率と施工性に優れた「スクライム技術」を融合することによって実現したもの。

免震構法と組み合わせることで、耐震壁や筋交いなどの耐震要素のない、フレキシブルな内部空間の利用が可能となる。

品質管理の行き届いたPCa工場で全ての構造部材を製作することにより高品質化が図ることができ、「スクライム技術」を採用することにより短工期化が可能となった

物流施設の工法においてS造、柱RC梁Sハイブリッド造(ミック構法、ミックPCa構法)に、新たに開発した「スクライム-PC工法」が加わり、今まで以上に適材適所で事業主のニーズに幅広く応えられるようになった。

【 LNEWS http://lnews.jp