日本GLP▼「GLP広島2」開発 
2021年08月04日日本GLPは2日、広島・中区で「GLP広島2」を開発すると発表した。2022年1月に着工、23年1月に竣工を予定。総投資額は約100億円。
5階建て、延床面積は約5万m2。3PL企業のニーズを捉えるため、汎用性の高いマルチテナント型として最大4テナントが入居可能。テナントによる倉庫の自動化に対応するなど効率的なオペレーションのほか、外壁や屋根部分には強風対策・塩害対策を施し、建物の耐久性向上を図る。
環境配慮面では太陽光自家消費をテナントに無償還元を行い、再生可能エネルギーの購入と合わせて再エネ100%の達成を目指す。
山陽自動車道・宮島スマートIC」から16km、広島高速3号線・吉島ICから 2km、広島港から4kmに位置。西日本の広域配送拠点として適した立地にある。
日本GLPでは初の取り組みとして、建築家で千葉大学予防医学センター特任准教授の原裕介氏監修のもと、「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的にとれるように手助けする政策手法」の考え方を意匠デザインに採用した。その一つとして、海沿いの立地を活かしたメザニン付き休憩所を設置、空間の広がりを確保するとともに働く人の快適性を確保した設計とした。