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横浜市▼GLPの物流施設、津波避難施設として協定 

2014年11月04日

【 LNEWS http://lnews.jp 】

横浜市とグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は、「津波発生時における施設等の提供に関する協定書」締結した。

地域、企業、行政の協働による津波避難の取り組みで、横浜市内初。締結では、GLP横浜の免震性、立地、地域との関係性などが避難施設として利用する。

GLP横浜は、免震構造を採用した堅ろうで安全性の高い建物で、「津波警報等が発令された際に、GLP横浜に避難することはできないのか?」という要望が地域住民から挙がっていた。

しかし、GLP横浜の入口が住宅地の反対側となる海側にしかないことから、地域の人々が避難する際に、海側に大きく迂回することが課題となっていた。

鶴見区とGLPで協議を重ね、住宅地側の生麦貝ノ浜緑地側からGLP横浜敷地内に入る門扉と敷地内の避難通路の施工を、GLP側が、生麦貝ノ浜緑地からGLP横浜敷地内に入れるようなスロープの施工を鶴見土木事務所が行うことにより、津波警報等発令時の地域住民の避難が安全・効率的に行えるようになった。

11月2日に鶴見区役所、GLP、鶴見消防署、鶴見警察署合同で、地域住民の約50名が参加し、津波避難訓練を実施する。

■施設概要
施設名:GLP横浜
所在地:神奈川県横浜市鶴見区
敷地面積:5万1073㎡
延床面積:11万9351 ㎡
竣工:2005年6月