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メガネスーパー▼倉庫でウェアラブル端末の実証実験、来年開始 

2016年01月04日

メガネスーパーは12月15日、現在開発中のウェアラブル端末「b.g.(ビヨンドグラス)」の実証実験を2016年に開始すると発表した。

b.g.は、デジタルデバイスODMを手掛けるザクティと商品企画化を進めてきたメガネ型ウェアラブル端末。メガネ屋として見え方やかけ心地にこだわった結果、通常はメガネとして利用できるほか、ウェアラブル端末として、両眼視できるディスプレイを装着する形状を採用した。

当初は一般消費者向けのBtoC領域を目指していたが、独自の形状を採用した結果、ファッション性がなくなり、普段使いは難しい形となった。

ウェアラブル端末としての機能性も考慮した結果、工場や倉庫などのピッキング作業や翻訳ナビゲーションといった活用方法を重視し、BtoB領域で商品を展開することになった。

年内にb.g.のプロトタイプが完成する予定で、2016年1月13日〜15日に東京ビッグサイトで開催する「第2回ウェアラブルEXPO」に出店し、BtoBの各領域でのソリューション提供企業と連携したデモンストレーションを実施する。

物流分野では、ロジラテジーが協力し、倉庫内でのピッキング作業の効率アップや作業の正確性などの検証を行う。

実証実験の開始時期は未定だが、実験には、物流事業者、自動車メーカー、電気メーカーなどが参加する予定だ。工場や倉庫で、メガネ型ウェアラブル端末を利用した場合の作業効率の変化などを検証する計画だ。

【 LNEWS http://lnews.jp 】