プロロジス▼習志野市にマルチテナント型物流施設竣工 
2016年04月19日プロロジスは4月5日、千葉県習志野市にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク習志野5」を竣工した。
都心から約30㎞、国道16号より都心側に立地し、都内へのアクセスに優れている。国道296号、県道57号、県道69号線に至近の場所に位置し、東関東自動車道花輪ICまで約8.4㎞、武石ICまで約3.7㎞、千葉北ICまで約8.6㎞と、複数のICが利用可能。
交通利便性が非常に高く、災害時や混雑時でも複数の代替経路が利用できる。国道16号経由で内陸方面へもアクセスでき、広域配送、地域配送のいずれにも利用可能な物流適地。海岸線から約7km内陸にあり、防災性にも優れている。
京成本線実籾駅(みもみえき)から1.8km、八千代台駅から2.2km地点に位置し、京成本線八千代台駅(特急停車駅)、実籾駅およびJR総武本線 津田沼駅、東葉高速線・新京成線 北習志野駅の4駅から路線バスが利用可能であり、従業員の通勤にも至便。
開発地周辺は住宅地が広がり労働力確保に有利である一方、現地は東習志野工業団地の一角にあり、24時間操業にも対応できる。
施設は、約2万9000m2の敷地に地上4階建、延床面積約6万5400m2の施設として開発。1・2階および3・4階の2層使いのメゾネットタイプで、トラックバースを1階と3階に設け、スロープを利用し大型トラックが3階に直接アクセスすることができる。
賃貸区画は、2層をそれぞれ2分割した最大4区画を想定している。各区画に独立した荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、保管効率と荷捌きの迅速性を両立させた利便性の高い設計となっている。
施設内には、無線LANと、有線放送(BGM)を導入した休憩ラウンジを設けるなど、働きやすい環境を整備した。
また、停電時にもトイレ、通信、セキュリティ等の機能を維持できる非常用発電機、断水時に利用できる災害用トイレ、緊急地震速報システムや衛星電話を整備した。これらは、防災に配慮したプロロジスの施設の標準仕様。加えて、災害時に荷物用エレベーターや垂直搬送機が停止した場合の緊急時用搬出扉を設置し、入居カスタマーの事業継続を支援する。
環境負荷低減のため、庫内を含む施設内のすべての照明をLEDにしたほか、昼光センサーや人感センサーも導入しており、入居企業にとってエネルギー負担の大幅な軽減が可能となる。また、1368キロワットの太陽光発電システムの導入を予定している。これらの取り組みの結果、CASBEE 認証のAランクおよびBELS認証の最高評価である5つ星を取得した。
■概要
名称:プロロジスパーク習志野5
所在地:千葉県習志野市
敷地面積:2万9328.85m2
延床面積:6万5446.92m2
構造:鉄骨造、地上4階建
着工:2015年2月
竣工:2016年4月
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